げじげじ日記

私の世界

悲しみ

腹の底に石が詰まったような 悲しみがある重くて重くて立ち直る、なんてことは到底思うこともできないくらい落ち込んでいる 悲しみは身体の静けさと頭の中を支配している悲観的なイメージの融合したものなんとかなるさと楽観的になっても何も起こらない身体…

元気

街に出てみると元気な人はあまりいない大きな声を張り上げて元気な声を作ったりして元気なふりをしている人は大勢いる元気なことではなく元気に見せ掛けることが重要なのだ元気がないものはガス室に送られるそう脅されているかのように元気なふりをする新鮮…

目が覚める7時48分眠った時間を計算するよく眠ったほうだでも起きる気にならない起きても起きなくても同じだやることはない腹が減っていたら食べる腹は減っていないやりたいこともやるべきこともないながいながい18時間かそこらをどうやって埋めるか眠ってし…

熱狂

心には浅いところと深いところがあって感情のほとんどは浅いところから生まれる身体をぶるぶる震わせていようと浅いところから生まれた熱狂は何も生み出さない終わったあとは孤独感しか残らない熱狂とは人の生の感性からくるものではなく頭で作り上げた種々…

淡々と

わたしのかつての姿をわたしは覚えている何をしていたわけでもないのに やる気と意欲に満ち溢れていた頃の姿今のわたしは やる気もなければ意欲もない そのことを 受け入れられないでいる覚醒剤の切れた気分というのは こういうものなのだろうか他人との比較…

会得

思考を停止した脳みそはただの血管となって血液が通り抜けてゆく脳みその中にあった血液から言葉の粒子を取り出すための網はもうなくなった血液は前後左右上下のあらゆるものを溶かし腹のなかで血液から言葉が染み出して心臓に到達しかくして言葉は会得される

対話

責められる おまえのような人間は 助ける価値がない 助けられる価値がないおまえはこの世界に何をもたらした? 何も生まなかった 何も作らなかった 何も見せなかった助ける? 何のために?おまえはもう助からない これは残念なことではない 残念だとおもう人…

狂気

わたしは何かによって狂わされたのではなく 狂気はわたしの内にあった狂気を持つひとびとの中で わたしの狂気は花を開いた穏やかな狂気の中でものごとは楽しく それでもどこかで狂いを感じている わたしの狂気はまだ種子のままであるが 少しずつキズがつき始…

反省

反省、というものをしたことがないだが、今からやることは反省というのかも知れない 心の表面に何枚も重たい板が無造作に積み重なっていて、一枚を持ち上げて取り除こうとしても上に乗っている板が邪魔をしてなかなか取り出せない反省、をしようとするとそん…

不自由なアタマ

腹が減った 憂鬱で何も作る気がしない何もやりたくない けど、焦っている閉じこもっている なにもかもわたしに無関心なこの世界で わたしは自由ではない全てが停止した部屋 自由は何処にある わたしもきっと停止した ゆいいつ動いているのは わたしの心臓わ…

何が面白いか

何の才能もない、と思うことがある才能、というのは表現されることで存在が確認される 表現されないところに才能はないところがその表現というやつがどうにも苦手だ 人に見せたくない、というのではなくて、自分でも見たくないという感じに近い 形を持たせる…

こころ

日常のいろいろな場面で 私には語ることばが無い、ということが よくあることばを語っても ただ悲しみが増すだけ という気がして 開いた本を閉じるように こころの中の 何かが閉じられた閉じられたものは半透明なゼラチンの塊となって ぎゅっと圧縮して何か…

死体のことば

外のものについて何ひとつ言うべきことがない愚痴や 文句や 賞賛や 質問も 何も言うべきことがない発散したいことも 繋がりたいものも 知りたいこともない日本語で「なぜ」と問うことの不毛さ 理由を知ってももはや全ては手遅れなのだと 日本語の全てが言っ…

怖れ

毎日、いつも心を縛り付けている何かがある それが怖れだと気づいたのはいつだったかそれは心臓の表面に薄く張り付いて、心をいつも締め付けている心の中から出てくるものを遮り、また心の内部を探ることを不可能にする何を怖れているのだろう それはいつか…

ことばを持たない魂

どうでもよいことだが、ブログのタイトルを日誌から日記に変えた 初めは日々の出来事をだらだらと書くつもりだったから日誌でよかったが、最近はさういうことは書かないから日記の方が妥当だと思ったことばを持つということはことばを知っているということと…

心の中

まことのことばを探している かっこいいとか、見栄えがいいとかじゃなくて はっきりと言い表せたと思えることば例えば上の言葉は自分の心の内を観察して分析したことを書いているだけだ はっきりと言い表せた、とは感じない ただおおまかな形を与えただけに…

バカンス

今日は昼まで寝ていた。昨晩は1時くらいに眠ったのだと思う。気だるい。14日金曜日に梅雨が明けたような気がして、近くの海岸の砂浜で泳いだ。気温は高くてもまだ水は少し冷たい。海水の冷たいのが流れてくると身体がぞくぞくする。ふと「しばらくバカンスに…

世界の重み

今日はほとんど1日中アニメや動画を見て過ごした。何もやる気がしなくて、ただ流れてゆくものを見ていることしかできない。生きているのか死んでいるのかも曖昧で、このまま死んでもいいか、と思えてくる。全くこの世のものに、人に、重みがなくて、何もかも…

贈り物

身体の中がもやもやしていて、落ち着かない。もやもやは言葉にならない。弱気になっていて、何をしてもうまく行く気がしない。このもやもやも、世界から何かを受け取っているということなのだが、言葉にならないのだから何なのか分からない。少しずつ言葉に…

虚無

虚無がある。全てが虚無の中にある。その虚無を埋めるために、生の充実で埋めるために、何かをする。酒をのむ、博打をする、人と会う、走る、山に登る…しかし、虚無は決して満たされることはない。虚無は消えることはない。虚無の中で生きるとき、そのしんと…

自分の居場所は本当に存在するのか

朝のコンビニの前にしゃがんでいる。小雨が降って、ジメジメとした空気にタバコの臭いが合わさって、漂っている。寝不足の気怠さと雨とタバコ。大学へ向かう人々が次々にバスに吸い込まれてゆく。自分が亡霊になったような心地がする。 いるのかいないのかも…

気力を保つには

今日、ツイッターを見ていたら、気分が落ち込んでいることに気づいた。事件についてごちゃごちゃと議論しているのを見た。 いや議論になぞなっていなかった。まっとうな一つの意見に馬鹿馬鹿しい意見が幾つもついている。すっかり気分が滅入ってしまった。 …

非モテ男とちやほやされたい女

非モテ男とちやほやされたい女は、集団で同じ病気に罹った者達だと思う。非モテ男とは女を喜ばせることに自信がなくて、 女の言う事を全て聞いてやらなければならないと思い込んでいる男たちのことである。ちやほやされたい女とは、いつも不機嫌で、他人が自…

信じる

朝起きると心臓が苦しい。またか、と思う。 暫く、だいたい1時間もすれば治まる。 初めは日記を書けば治まると思っていたが、そういうわけでもなく、何もしなくても時間が過ぎればそのうち治まるらしい。苦しくなっている間に色んなことを考える。それがいい…

身体の中の矛盾を解消するには

身体の中に痛み苦しみがあって、藻掻いてきた。原因は外部のストレスであった。仕事や人間関係でのストレス。その時身体の中では相反する動きがお互いにぶつかり合い、疲弊し、内部でどんどん消耗してゆくのだ。そして外側にあるストレスの源そのものをどう…

感受性を取り戻す

ひと月ぶりにこの日記を開いた。今年度の仕事が始まってから、忙しくはなかったのだが日記を書く気にはならなかった。ひと月しか経ってはいないが、最近は安定している。 以前よりもよく眠れるようになってきているし、背中の痛みもマシになってきている。病…

明日が来ない

寝不足の日が続いている。 眠る時間は確保しているのだが、スイッチが切れないように、眠りに落ちることができない。 12時には布団に入っているのだが寝付くのは2時3時で起きるのは6時台。 3時間か4時間の睡眠しか取れていない。 それも、ぐっすり眠ったとは…

不調

昨日も今日もほとんど頭が働かない。感覚はあるが、何も感じない。 情緒が出てこない。ただただ時間が過ぎるのをぼんやりと眺めている。これがいわゆる鬱なのだろうか?背中が痛くてしょうがない。 おれはもう終わってしまったのだろうか?そんなことを考え…

ダサい台詞

頭の中には常に様々な想念が湧いては一部消える。残ったものは言葉になる。頭の中に浮かんだ言葉は全て自身の真実であるがそれは自身にとって望ましいものとは限らない。思い浮かんだ言葉は例えば人間ドラマ系の漫画に出てくる場末の飲み屋の疲れ切ったサラ…

絶望

久しぶりに日記を書く気がする。最近は風邪をひいていて鼻が詰まって苦しかった。 昨日あたりから随分マシになったが、今度は精神的に落ち込んできた。落ち込むと日記を書いて吐き出そうという気になる。うまく心の中を言い表すことができない。 ただイライ…