げじげじ日記

私の世界

無題

朝の空気が冷たくなってきた

それが肌に触れるとしゃんとする

仕事の前だからかもしれないが


普段はしゃんとしてなくて

布団でだらだらしている

贅沢な生活だとおもう

そして贅沢はいいことだとおもう

一日に12時間も働かなくても

こうした生活ができるというのは

いい時代だとおもう

他人と比較しなければ、だけど


20代のころは世間にもの申す、という気持ちがあった

わたしは誰にも理解されなくて苛立った

理解されない

それがいいのではないかと気付いたのは最近のことだ

わたしはもう世間にもの申したりはしない

具体的には文句や愚痴を言わない

要求と取引だけはする

これで相当楽になったこともあり

逆に新たに生れた苦しみもある

だが総じてみればよくなっているとおもう

この苦しみもまた克服され

楽になり

新たな苦しみが生まれるのだろうか

それはまだわからない


昨日思ったことだが

普段ひとと話していて

気分がよくなることがほとんどない

それは

話せば話すほど気分がよくなるような

声と

話の内容が

欠けているからだ

緊張し

話せば話すほど気分が落ち込む声で

話せば話すほど気分が落ち込む内容の話を

している

何も面白くはないし

楽しくもない

わたしは仕事の話など一切したくもない

身の上話もしたくない

仕事や生活の上では

聞きたくない言いたくないような話を

しなければならないけど

それだけでは何も面白くない