感受性を取り戻す
ひと月ぶりにこの日記を開いた。
今年度の仕事が始まってから、忙しくはなかったのだが日記を書く気にはならなかった。
ひと月しか経ってはいないが、最近は安定している。
以前よりもよく眠れるようになってきているし、背中の痛みもマシになってきている。
病院にはいくつか行った。
ハッキリとした病名はない。
日記を書く時は自分自身の中を覗き込むようにして書く。
これが身体にとって良いのか悪いのかはよく分からない。
神経に集中する、というのはやり過ぎるとあまりよくない。
感覚が内向していって、息が詰まる。
外部との間に殻が出来てしまう。
神経に集中するということは、身構えるということでもある。自由ではなくなる。
本来神経は自由で、何も感じないのが良い。
神経を自由にする、ということは当面のテーマの一つになると思う。
身構えている、という感覚が分かれば、その対極もそのうち分かるようになる気がする。
身構えて神経を集中させることは、感受性を高めることを意味しない。
感受性を高めるとはむしろ神経を集中から解放し自由にさせることである。
自分のやっていることはおそらくは神経症の克服のプロセスなのだと思う。
とにかく身構えを解き、神経を自由にして、楽になる感覚を掴みたい。
これはあらゆる感受性の起点であると思う。