世界の重み
今日はほとんど1日中アニメや動画を見て過ごした。
何もやる気がしなくて、ただ流れてゆくものを見ていることしかできない。
生きているのか死んでいるのかも曖昧で、このまま死んでもいいか、と思えてくる。
全くこの世のものに、人に、重みがなくて、何もかも他人事で、どうでもよくなっている。
自分の生死さえもどうでもよい。
現実に腰を据えてやっていこうという気持ちにならない。
まぁその内現実に戻っていくことになるのだろう。
いつもそうだからだ。
そうなると現実も悪くはない、と思えてくるし、それなりに重みも感じられてくるものだ。
だが自分の中では覚えている。
現実が紙切れのようにペラペラで軽かったことを。
風に吹かれて飛んでいってしまうようなものであることを。
現実を重しとするのはわれわれ自身であって、現実を軽くするのもわれわれ自身である。
現実にはもともと重みはなくて、そこに重しを付けるのはわれわれ自身である。