カリカリするなよ
今日は天気が良かった。
隣のばあちゃんの犬猫とグダラグダラと遊んだ。
リラックス、というのを随分忘れている気がする。
前もこんなことを思ったような。
あれは一昨年の秋だったか。
2年ぶりくらいに女の子とデートをした。
久しぶりに「遊び」「休み」というムードを感じて、溜息が出た記憶がある。
「休み」とは単なる無色透明な空白のことではなくて、感触を持ったムードのことなのだ。
ムードから離れ過ぎていると、感触そのものを忘れてしまう。
何故こんなに張り詰めて生きているのだろう。
張り詰めていても、うまくいくわけでもないのに。
起きていても寝ていても遊びや余裕がない。
いつからこんな風にカリカリするようになってしまったのだろう。記憶では、3年前くらいからではなかろうかと思う。
こういう風に過去を振り返ることも昔はあまりなかった。ここ1年くらいやたら多い。
こうした習慣もカリカリするようになってからのものだ。
時間が解決する、ということもある。
「カリカリするのをやめよう」と決めたら、その火から解決へのタイマーが進み始めるのだと、そう思いたい。